「親父越え 親父編」コメント紹介


さて!順不動、敬称略で紹介させて頂きますよ!

打首獄門同好会  / 大澤敦史

これぞまさしく親のすねかじり真骨頂!親父が勝手に送りつけた歌詞を息子が曲にしたらバンドの人気が上がるという奇跡を君は信じるか!まったくの素人が作ったにも関わらず、なぜかすんなりと身に入り、そして心に深くは残らない歌詞ッ!そして演奏隊の玄人技量を惜しみなく出し切ったアレンジ、演奏ッ!そのギャップッ!そこはかとないもったいなさッ!君達は何がしたいッ!それを心の中で消化しきるまで聴くのをやめられないッ!かもしれないッ!責任は持たないッ!


kenken / RIZE,Dragon Ash,LIFE IS GLOOVE etc……

「まったくもって新しいタイプの二世ミュージシャンだ。まったくもって新しい親子愛の形だ。まったくもって新しいタイプの発想であり音源だ。俺の心の中に、広大なダリリダンが広がったぜ。俺もJP青木みたいなオヤジが欲しかったとほんの少しだけ思った。ほんとほんの少しだけ思った。めっちゃほんの少しだけ…思った…。音楽史上最強のセンスを持ったオヤジを超えろ!俺だったらこんな親父を超えるの無理だけど!」


COWCOW / 善し

アシュラシンドロームってどんなバンド?って聞かれたら迷わずこう答える。
『親父の言うことを聞く』バンド。
僕らの時代パンクやロックなんて親に反抗して始まるもの。親から離れ、親とは間逆の道を選ぶもの。
彼らも最初はそうしてきた。
だが、親父がまさかの同じ道を突っ走ってきた!
この“あたりまえ”じゃない状況。

そして『親父の言うことを聞く』といい歌ができてしまい物販も売れてしまう。
そこに彼らの葛藤が始まる。

アシュラシンドロームの楽曲を聞くと親父なんて超えられなくてもいいなんて思ってしまう。
昭和の親父は偉大でそしてちゃんと言うことを聞く子供ってある意味カッコいいと思ってしまう。

このアシュラシンドロームのアルバムは現代の正しい親子愛を象徴したものなのかもしれない。


バックドロップシンデレラ / 豊島”ペリー来航”渉

アシュラの親父さんの歌詞は、山とか大地とか天変地異とかが好きなんだなー
人間も地球の生命体の一員として、自然と共に強く生きていかなければいけないんだなーと思いました。
とても楽しかったです。


岩下食品株式会社 / 代表取締役社長 岩下和了

“岩下食品株式会社”の「岩下の新生姜」は、とあるロック・イベントでの人気投票で、”青木家”の「青ばん」に敗れた。出来合いのPR動画をあっさり流しただけの弊社のふぬけたプレゼンテーションが最大の敗因である。青木(息子)の渾身の青ばんプレゼンの圧勝であった。何ごと、気を抜けば、人の気持を打つことなど出来ないのである。あのプレゼンは、社長である私が自ら行うべきだったのだ。岩下の新生姜を担いで下さった打首獄門同好会の皆様にも大変申し訳ないことをした。

では、私が渾身のプレゼンをしていたら「岩下の新生姜」は「青ばん」に勝てたのか?…否。本作を聴いて、これはそもそも無謀な戦いであったと気づいた。全曲が「作詞:父」であるようなアルバムを私は知らない。親父が一方的に書き送ってきた詞に、セガレのロックバンドがイイ曲をつけ、見事にシャウトする。…およそ見たこともない、戦ってはならない相手だったのだ。笑

青木(父)の詞は、男くさくて、まっすぐで、大自然とともにあり、青木(息子)の歌声は、男くさくて、まっすぐで、たくましく大らかだ。遺伝子のなせる技か。父の詞は力強く演歌的で、一方、息子は堂々たるロックシンガーだが、両者は驚くべきハーモニーを聞かせている。

青木(父)の創作意欲を受け止めて、自らの音楽活動に昇華させてしまった青木(息子)。親父とロックしてしまった彼に、この先、何が待ち受けるのか?青木(父)の爆走はとどまりはしないだろう。…でも、大丈夫。大昔に芥川龍之介が言ったように、親子なんてものは、そもそもメンドクサくて当たり前なのだから。

「人生の悲劇の第一幕は親子となったことにはじまっている。」(芥川龍之介『侏儒の言葉』より)

私は、父親から会社の経営を引き継いだが、同じ会社で働いた時間は20年以上に及んだ。愛憎。お互いの経営に関する考え方は埋めがたいほどの距離にあり、日々いさかいが絶えなかった。私は、親と共に仕事をすることの困難を思い知らされながら、長い時間を過ごした。父親は一昨年に亡くなったが、今思えば、感謝しかない。これが実の親の仕打ちかと思うほど、辛い目にも随分あったのに、今思い出すのは、やさしい笑顔だけだ。気がつくと、遺影に向かって「頑張ってるよ。安心してよ」なんて、声をかけていたりする。…何が言いたいかと言うと、つまり、どうあろうと、なんともメンドクサイのが「親子」ってものだということ。

親子という悲劇(笑)を、最高に痛快な活劇に変えてしまったアシュラシンドローム。これからも、私達ファンを思いっきり楽しませて下さい!


元タワーレコード秋田店スタッフ フォトグラファー / 多勢裕哉

これこそ新ジャンル!?演歌歌謡ロック!
1曲目の破壊力に元J-Popバイヤーの血が騒ぎました。ダサカッコイイ歌詞も注目です。


花団 / かず

花団を復活させた去年頃から色々活動していなかった間にバンド界に変化があった事に気付く。
メジャーシーンはサビは四つ打ち声高めなバンドさんが増え、ライブハウスシーンではなんと食品を販売しているバンドが増え始めてると情報が入る。
さらに調べると、アシュラシンドロームという名前に辿り着きました。長年の感で絶対怖いバンドだ!と思ってそこから調べるのをやめました。
運命のイタズラなのか、アシュラシンドロームという名前も何故辿り着いたかも忘れかけた頃、ハンサム兄弟のNAGAさんから今やってるバンドの音源送るから良かったら聴いてと言われ、音源が送られてきました。
お父さんが作詞して、息子が作曲しているという情報だけ頂き、聴きました。壮大でストレートで何処か懐かしい気持ち。高速道路は高くて乗れず、下道でツアーしていた20代前半の地方で出会った仲間感を感じて聴き入ってしまいました。
この文章書いていて気付いたのですが、これがアシュラシンドロームなんですね。何故アシュラシンドロームを調べていたのかどうでもいいくらい、ストレートに心震えました。次は青ばんを食べてみようと思いました。


URBANフェチ / 野田耕平

俺にも親父がいる。実家に帰り、酔っ払って聞く親父のワケのわからない戯言にも似た助言が何年かあとに現実になる、ということがよくある。事実、俺の知る限りの親父の人生と俺の今までの人生はとてもよく似ている。大げさに言うと生き字引。でもさ、息子としてはそこに抗いたいわけよ。なかなか認めたくないわけさ。
しかしどうだねこの青木アイト率いるアシュラシンドロームの新作は…。歌詞が全部親父作だよ、信じられない。最初はネタだと思ってたけど楽曲、演奏のクオリティを耳にして、実の親父の作った歌詞を熱唱しているアイト君の歌を聞いて「完全にマジ」でやっていると思った。そしてなぜだろう…しばらく聞いていくと不思議とアイト君が作った歌詞のように聴こえてくるようになるのだ。そしてそう感じた瞬間、これは「親父越え」なんてもんじゃなくなった。親父が息子の化身となり、息子は親父の化身となった。
DNAの奇跡が生み出したアルバム、俺はそう呼びたい。


リバーシブル吉岡

ロックは親不孝なんてよく言ったもんですが、これは立派な親孝行。


NOISEMAKER / HIDE

アシュラシンドローム
他のバンドにはない世界観

時に面白くさせる曲もあるが、アイトが歌うキャッチーなメロディは健在だ

歌詞はVoアイトの父親が書いたということで、歌詞の内容もついつい気になってしまう。

バンドメンバーと父親によって生み出される新しいスタイルのバンド!


スキッツォイドマン / キャプテンKT

〜遂に始まる地上の新しいタイプの親子愛〜

北海の大地と1人闘う男の後ろ姿を見た事がアナタにはあるだろうか?
もしも、まだ見た事がないと言うのなら今すぐこのアルバムを聴くといい。
一聴した瞬間アナタの眼前にはどんな困難にも決して負けない男の背中が見えるだろう。
そう、それはあたかも親から子へ「漢の生き様とはこうだ!!」と教示しているかのような、、、。

この親から子への教えを見事に表現したアシュラシンドロームの楽曲センスに地獄は脱帽だ!!
その天空を切り裂くエレキギターは雷の如く!!
全てを巻き込む竜巻のような引力をはなつベースサウンド!!
北の大地に吹き荒ぶ吹雪の様に苛烈なドラミング!!
そして、この自然現象そのものを体現したような楽器陣に対し命の炎を胸に燃やし不屈の闘志で地上のミュージックシーンの頂きを制覇せんとするかのようなボーカルは山男ごたる!!!!
地獄は今、猛烈に激震しているこのアシュラシンドローム新音源、『親父越え、親父編』という新たな大陸に、、、。
そして、新しい親子愛の結晶に。


RED EARTH / 寺澤ちゃん

アルバム先に聞けた!

寺澤ちゃんはめちゃくちゃテンションが上がった
寺澤ちゃんはアシュラシンドロームが大好きだ
寺澤ちゃんは亞一人君の親父さんが大好きだ
親父さんお母さん亞一人君を産んでくれてありがとう
皆もCD聞いて感謝しよう!


boiler陸亀 / 黒谷ギューン

聞きながらふと頭を過ぎったこと

「アイトさんの親父は何者なのか」
その詳細は日頃よりVo.アイト自身が赤裸々に開示してはいるが結局のところ謎に包まれたままである。そんな親子の共同作業がここに1つの作品として残されたわけだ。(親父が全ての歌詞を執筆)
彼らの音楽は、一言でゆうと「自然の脅威」
私は音楽のルーツとは、ゴリラのドラミングや、川のせせらぎ、はたまた生命の産声…そんな自然の心音ではないかと考える。人間にとっても音楽にとっても地球にとっても”自然”に勝るものはない。目先にとらわれず一度この楽曲に深く潜り込んでみてほしい。一体何を伝えたいのかを考えている間にあなた自身気づくことがあるかもしれない。自然を悪とする前に人間は本当に正義なのか?立ち向かうべきか守るべきかを見極めろ。
本人達はどうゆうつもりで作ったのかは知りませんが、ただの自然災害のテーマ曲じゃないことを証明します。
ちなみに私が1番好きなのは『山の男は夢を見た』です。
いい大人がコーラスで「山ー!!」だの「夢ー!!」だの叫んでる姿は実にpeaceful。癖になります。単純に元気が出ます。
みなさんも是非、自然体で生きるアシュラシンドロームの脅威と家族の絆を感じてみて下さい。


 居酒屋くろべえ / くろちゃん

知り合いのはずなのに、ギターリストの方以外は全く店に来ないバンドに、コメントを求められて正直困っています。
前作青ばんもライブの時だけ盛り上がりました。
今回はお父様の為にももっともっと盛り上がって欲しいものです。うち以外で。
あ、高いお父様の壁は越えて!!


氣志團 / 白鳥松竹梅

暴走する遺伝子。個人の才能は己の才能でもあり親父の才能でもあり先祖代々の才能でもある。
駆け抜ける受け継がれし最高のロックアルバム。